鎌倉店舗の現場も落ち着いたところで、前から気になっていたところにお邪魔してきました。
『Fab Lab 鎌倉』といいまして、250年前の蔵を改造したこの建物の中に次世代のものづくり工房が存在しています。
そう、最近世間で話題になっている3Dプリンターなどを扱う,デジタル工作機械の普及によって実現される「新しいものづくり」の可能性を、集う多様な方々と共同で開拓していくための実験工房です。
そしてこの技術を通して意見、技術交換がなされ世界とゆるやかにつながっている拠点の一つでもあります。
最初は建物に興味があったのですが、その中身にも興味を覚え、簡単なワークショップに参加してきました。
私達建築家は2次元の図面をもとに立体をイメージし、実際につくっていきます。しかし、この手法は逆です。まず、感覚、立体ありきでそこでイメージしたものがデジタル技術によって図面かもされ、つくりあげられていきます。
実際、ヨーロッパの工房では建築もつくりあげてしまったらしいです。
話を聞けば聞くほど新しい可能性を感じつつも、今までの技術はどうなるのだろうという???も浮かんできます。
これは手を動かして考えるしかないのだろうな。
こんなミステリアスなお城(?)まであります。