平日の世田谷、砧公園を訪れました。
砧公園は、もとはゴルフ場としてつくられたこともあり、取り分け芝が広がる公園であります。
小金色に輝いておりました。
絵を描いている方がいらっしゃいました。
砧公園の中には、故、内井昭蔵氏設計の世田谷美術館があり、ここは中にあるレストランから庭のパーゴラ越しに世田谷公園を見たところ。
こうしたパーゴラが、中と外をゆるやかにつなぎます。
蔦がからまっていい感じですね。
この建物は窓から見た世田谷公園の美しさを意識した設計がされており、改めていい建築は外から見ただけではなく、中から外を如何に取り込むかが大事なんだよ、と教えてくれます。
年を経てますます味がでる建築。
やっぱり、建築はいそいではいけないかも。
砧公園の木々と一緒で、ずっと底に根をはって、私達を包み込んでほしいから。