はじめて訪れた長野県小布施町。
言わずと知れた地元の特産物栗でまちおこしを成功させたまちです。
そしてそまちの魅力は栗菓子だけではなく、多様な広がりを見せています。
今回ピックアップしたのは外の歩道の仕上げの多様さに驚いた私です。
この小径が素敵です。
地元の栗の木を加工した木レンガ。
つくづく私たち日本人は広場ではなく、路地裏がしっくりくるんだなと感じます。
円形広場もありました。
謙虚なしつらえ。でも、この大きな石の使い方がかっこいい!
今お仕事で小さいお庭を考えさせて頂いているので、とても刺激されます。
足下が豊かだと、何か大きな文化に包まれているような妙な安心感を覚えるのは私だけでしょうか?
とかく家の設計では予算的な都合で外構は内部に比べて軽視されがちなのですが、ここがまちとプライベートであるすまいをつなぐ場所です。
ここをどうデザインするかは街並の美しさにも非常に影響を与えるということを改めて実感した旅でした。