東京の新名所”ツタヤ代官山”に行ったときに思ったのだけど
こういうのが普通に街の図書館だったらいい!と思った。
夜、夕飯の後にふらっと図書館に行ってカフェ感覚でお茶飲みながら思索にふけれるところがあったら
なんていいだろう、と。
お酒のむわけでなく、スポーツクラブほどアクティブにすごすわけでなく、そういう集まるわけでもなく、でも人のぬくもりが感じられる場所。
同じことを感じた方がいらして、なんとその方は市長さんでツタヤさんに依頼して図書館を民間委託しようとしているらしい。
あと、これからの夏に備えて”クールシェア”ということを促進させようという動きがあるらしい。
暑い夏、家でエアコン使うのでなく、外の出てエアコンが聞いている施設に皆で集まって電力節約に努めようというもの。
この話しを聞いて、15年位前に初めて行った中国、上海の夏の夜を思い出した。
人口が多い国とはいえ、夜中人がわんさか街にいるのだ。河岸べりにもデパートにも。
でも皆買い物するわけではなく無目的で、聞けば家にいると暑いので、皆エアコンがきいている施設や涼しい場所に繰り出すのだとか。
そして不思議だったのは、東京だったら新宿みたいな街の通りに寝椅子を持ち出していかにも家の普段着でねそべったり世間話している人々の姿。そのときの上海は店舗の上階に普通に住宅があったのだ。(パリの街と同じで住居と商業施設が一体だった。)
なんとものどかな光景。(しかし、5年後に再び上海に行ったときには、その街区はごっそりなくなっていた。)
思うに東京のベットタウンは静かすぎる。もっと夜中でも食事どころでなくても集まれる場所があってもいいじゃない?そこで何気にコミュニケーションとったり、自分たちの街について皆で話し合ったりできたらいいじゃない?(夜中のコミュニケーションの場は何もノミニケーションだけではないのだ。)
その可能性の一つの場所と成りえるのが図書館。
15年前の上海に東京がタイムスリップしてもいいかも。